― 月蓬の蒸し用ハーブができるまで ―
目次
はじめに
月蓬の蒸し用ハーブは、
野草そのものの力を
最大限に活かしています。
どのような蒸気として立ち上がり、
どのように心身に届くか。
その一点を基準に、
野草の選定と設計を行っています。
「効かせる」ためではなく、「蒸す」ために
野草には、
それぞれに個性や作用があります。
蒸しの時間は、
からだが受け取り、
不要であれば自然に手放す時間。
だからこそ、
主張しすぎない野草設計を
大切にしています。
野草選定の基準
蒸し用として野草を選ぶ際
大切にしているのは次のような点です。
- どんな場所で育っているのか
- 乾燥の方法
- 蒸したときの香りの立ち方
- 長時間蒸しても疲れないか
- 継続使用に耐えるか
一時的な体感だけでなく
使い続けたときの心地よさも
大切にしています。
加工を最小限にする理由

月蓬が扱う伊吹山のハーブたちは
自然乾燥を基本とし、
選別・裁断まで
できる限り手作業で行っています。
過度に細かくしすぎないこと。
粉末化しないこと。
それは、
蒸気として立ち上がるときの
香りのやさしさと継続、
呼吸のしやすさと包まれている感覚を
重視しているためです。
蒸気としての設計
蒸し用ハーブは、
飲む・食べるものとは
設計が異なります。
月蓬では、
蒸気として立ち上がったときに
- からだを急かさない
- 感覚を閉じさせない
- 意識が内側に戻りやすい
状態になることを
大切にしています。
蒸しの時間が、
ただ温まるだけで終わらず、
静かに整っていく時間になるように。
伊吹薬草の積み重ねを土台に

伊吹山麓では、
古くから野草が
人々の養生に使われてきました。
その積み重ねと、
伊吹百草ハーブテントでの実体験。
月蓬の蒸し用ハーブは、
この 歴史と現場の感覚を
土台にしています。
月蓬の考える「ハーブ蒸し」とは
ハーブ蒸しの時間は
癒しから始まり、
やがて
本来の感覚へと戻っていく。
月蓬の野草設計は
その流れを土台から
静かに支えるためのものです。
まとめ
月蓬の蒸し用ハーブは
野草が主役になるのではなく
蒸される人の感覚が
自然に立ち上がってくること。
それが、
月蓬の考える
蒸しのための野草設計です。

